少子超高齢化社会となり、
勤労者を中心とする人々の健康増進は、わが国のきわめて重要な課題であります。
国の医療計画においては、①がん、②脳卒中、③急性心筋梗塞、④糖尿病の四つの生活習慣病と、⑤精神病の5疾病が重視され、 その予防のために健康日本21、特定健診・保健指導および従来からの労働安全衛生法などによる健康診断と地域の活動が 推進されてきました。

当協会は中小企業にお勤めの皆様の健康診断（一般、特殊）、環境測定を幅広く実施して参りましたが、近年は特定健診、 学校健診、人間ドックと健診事業を拡充して実施しています。

平成25年4月1日より一般財団法人として健診結果に基づく保健指導、健康教育など受診者の皆様の健康増進のための情報提供を、 公益目的の事業として一層推進してまいりました。さらに保健医療分野のプライバシーマーク認証を取得し、受診者の皆様には 安心してご利用いただけます。

また、健診総合システムによるデータ利用の効率化、災害時のバックアップ体制も整備されています。明るい職場づくりと、 従業員と御家族の皆様の健康づくりのために、当協会を引き続きご活用賜りますようお願い申し上げます。