採血に対する取り組み

採血に対する取り組み

当協会では、すべての健康診断において、採血に使用する針を従来の「直針」から「翼状針」に全面的に切り替えました。

翼状針は、“採血時の痛みが少ない”、“神経損傷等のトラブルが起こりにくい”というメリットがあり、病院やクリニック等では翼状針の導入が進んでいますが、巡回健診や健診センターにおいては、費用面や時間的制約より、翼状針の導入はあまり進んでいません。
翼状針への切り替えにより、毎回採血に不安を感じている受診者様からも「今年の採血は痛くなかった」というお声を多数いただいております。

今後も当協会は、受診される皆様の採血での不安をなくし、より安全で精度の高い健康診断を提供してまいります。

翼状針イメージ

翼状針を使用するメリット

採血時の痛みの緩和

翼状針は小児の採血や注射に使われるなど、針が短いのが特徴で、恐怖心を軽減させることや、痛みの緩和による受診者の方の負担軽減に大きく貢献できます。

神経損傷のリスク軽減

翼状針を使用した採血では、穿刺角度(注射針を刺す角度)を小さくすることで神経損傷のリスクを軽減することが可能です。